今の時代インターネットで何でも調べられるけど、やっぱり最後にたどり着くのはいつだって図鑑。
専門家の方を初め、出版社の方たちが沢山の労力と時間を掛けて作ったものは、見やすさもさることながら正確性や教えてくれる情報量がやっぱり違います。
そんな図鑑の中でも、北海道に関するニッチなものを出版してくださっている、亜璃西社(ありすしゃ)さんの図鑑シリーズは欠かせません。
植物系の図鑑たち。
数年前、冬芽の観察で困っていた時に出会ったのが”樹木図鑑”。
普段、木を判断するときは主に葉っぱ>樹皮を見て同定することが多いけど、冬芽になると一番大きな葉っぱの情報がなくなってしまうので、とても難しくなります。
そんな時、本屋さんでいろんな樹木の図鑑を見ていたら、欲しいと思っていた冬芽の一覧があったのでとても感動して購入しました。
冬芽にはまっていた時に作ったネイチャースケッチ。
きのこ図鑑は何冊あっても困らない🍄
きのこは数え切れないほど種類が多くて、見た時期や場所によって全然姿が変わってしまうので特に同定が難しいジャンルです。
一つのきのこを調べるにはいくつものデータを見比べる必要があるので、きのこ図鑑だけでも5冊前後は所有中。
特に、北海道で見られる種類だけでまとまっていると、ある程度種類を絞れたり、同じものでも北海道独特の見た目をしているものもあるのでとっても助かります。
秋のネイチャースケッチ。
バードウォッチングをするときはこっちの図鑑たち。
ネイチャーハイクで写真に収めてきた鳥の名前を調べるには欠かせない相棒です。
赤い表紙の方は札幌で見られる鳥にフォーカスしてまとめた図鑑ですが、中は写真集のようなスタイリッシュな仕上がりで、見ていてとても心地がいいので購入しました。
その上、図鑑としても良くできていて、スタイリッシュなだけでは無いのが高ポイント。一種の鳥に対して、いろんな角度からの写真や、普通の図鑑ではないような解説がたくさん付いていてとても大好きです。
先にも書いたように札幌の鳥限定ではあるけれど、この本だけでも123種類を網羅しているのでディープなバードウォッチャーではない私には十分。
写真が大きく載っているのでパラパラとめくっているだけでも楽しく、初心者の方にもとってもおすすめの一冊です。
Name/ オオハクチョウ
Name/ アカゲラ
今回紹介したものはごく一部ですが、普段お世話になっている図鑑はまだまだたくさんあります。
私は専門家でも研究者でもないけれど、図鑑があると少し暮らしが楽しくなるのは間違いなし。
また機会があれば他の図鑑もご紹介します。
COMPANY
▶ 亜璃西社