去年の12月にオープンした小樽~余市間の高速道路を使って、どのくらいでニセコに着くことができるのか行ってみよう。ということで、早めの雪解けにあやかってちょっとニセコ方面へドライブに行ってみることにしました。
本当に思いつきだったので特に目的はなかったのですが、せっかくなので振られ続けていた”ニセコ山麓パーラー”へ向かいます。
本当は新緑が気持ちのいい季節に来たかったのですが、そんな事を言っていたらまたカフェに振られてしまうかもしれないので、雪の景色もまたいいだろうと、思い立ったが吉日です。
ニセコ山麓パーラー
コンテナを改装して作った森のなかの小さなカフェ”ニセコ山麓パーラー”さん。
道路こそ雪はないものの、森の中や山の上はまだまだ雪景色です。
温かみのある木のドアを引くと、大きな窓のカウンター席と小さなテーブル席が一つ。
冬でも薪ストーブでしっかりと暖められた店内は、上着をぬげるくらいのちょうどいい温度。
カウンターで注文をしたら同時に支払いも済ませてしまうので、あとは席に座って待つだけです。
大きな窓から差し込む春の木漏れ日が、なんだかほんわりと心地いい。雪の白樺林も北海道らしい景色でとても趣があります。
丁寧な仕事の自家製メニュー
美味しそうなメニュー名が並ぶ中、迷ったあげく注文したのは新作の”自家製スモーク鴨ハムと伊予柑のオープンサンド”
どれを選んでも正解な予感がするけれど、これは”大”正解😉
小さなカフェの自家製とは思えない程の美味しさのスモーク鴨ハム。鴨ハムだけでお持ち帰り用に売って欲しいくらいやみつきになってしまいました。
焼きネギと伊予柑もとても良くマッチしていて、すべてのバランスが完璧。揚げたてのフライドポテトも最高でした。
自家製レモネードも見逃せないメニューなので要チェック。
”レモンは皮まで食べれるので良かったら食べてみてください” と言われたのを思い出して、ちょこっとかじってみると、想像していた何倍もの美味しさ。
皮の苦味が一切なくて、国産レモンのマイルドな甘みと優しい香り。レモンのいいところしかなくて、ひとかじりの予定が一瞬で全部食べてしまいました。
雰囲気も大好きだけど、それにもまして食べ物を目当てに行きたいカフェができてとっても幸せ。思い立ったが吉日はやっぱり正しかったみたいです。