今日は大通公園12丁目にバラを見に行く日。
ちょうど花盛りのバラ園には自然と人も集まるようで、写真を撮る人、散歩をする人、昼寝をする人。みんなそれぞれの時間を楽しんでいた。
私もそんな景色の中の一人になって、木陰のベンチでおやつを広げてバラ鑑賞を始める。
ポカポカ暖かくていい気候、冷たいカフェラテが美味しい。
北海道は今が一番いい季節。
そんな風に、ぼーっと過ごしていたらあることに気がついた。
「やっぱりローズガーデンに来る人はバラが好きなのかな?」
「ほら、あの人のバッグ バラの柄 」
「ほんとだ!」
「あ、あの人はリュックにバラのチャーム付けてるよ」
「ほんとだ!やっぱりバラってすごいね、人を魅了するんだね。」
そこからはしばらく花柄鑑賞のスタート。ヒールを履きこなしている素敵なシニアのご婦人は白地にネイビーの花柄スカート、隣のベンチのお姉さんは花柄レースをあしらったピンクベージュのマスク。
そして何より、自分が着ていたワンピースも花柄だということに最後に気がついて鑑賞会は終了した。
そう、ここに来る人はみんなお花が好きなのだ。
おやつの後は、ローズガーデンを一周しながらほんの少しの写真タイム。
ビルとビルの間にある不思議なローズガーデンの景色がなんとも言えず最高で大好き。この先もずっとずっとおばあちゃんになっても、大好きな花柄を身につけて散歩に来れる憩いの場所でありますように。