「ちょっと行ってみませんか？」この日そんな言葉でふらっと立ち寄った喫茶店は、たくさんのカフェがひしめき合う西11丁目界隈のさらに仲通りにお店を構える「つばらつばら」。
ここは私のとっておきカフェの一つです。
ちょっと仲通りへ
西11丁目駅からほど近く、市電も走る大通りから少し曲がっただけなのに、場所が変わったかのようにレトロで静かな空間。ここに来ると時間がまどろんだかのように、ゆっくりゆっくりと流れていきます。
気取る必要もなく、不思議とほっとするこの感じはなんでしょう？コーヒーが来るまでの少しの間、友人と思い思いのことに没頭します。
するり、さらり、ごくり
するり、さらり、ごくり。遊び心がある珈琲の名前は、浅煎り、中煎り、深煎りの飲み心地を擬音に変えたもの。浅煎りが好きな私は”するり”にチョコレートケーキのセットを注文。
やってきた”するり”はしっかりとした味わいにもかかわらず、ほんとうに”するり”とした飲み心地。チョコレートケーキは濃厚で生チョコのようなクリーミーさがつばらつばらの珈琲にとってもぴったりでした。
物思いにふけりながら、ゆっくりと本を読みながら、文字を書きながら、そんな事が似合う喫茶つばらつばら、みなさんもぜひ一度足を運んでみてください。
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